10.注意したい!引越しにまつわるトラブル5つ
引越しはお金のかかるものです。
失敗しないように、どのようなトラブルがあり得るのかを知っておいた方が良いでしょう。
以下に、よくあるトラブル5例をまとめてみました。
(1)荷物の紛失
預けた荷物をなくされてしまうというトラブルもあります。
このトラブルを防ぐためには、荷物がいくつあるのかをしっかり把握しておくのが大切です。
具体的には、「チェックリストを作成する」「段ボールには通し番号をつけておく」といった工夫が有効です。
(2)荷物の破損
預けた荷物に傷がついてしまったり、壊れてしまうというトラブルもあります。
このトラブルを防ぐためには、基本的なことではありますが、梱包をしっかり行ないましょう。
そして、万が一トラブルが起きてしまった場合に備えて、大きな家具などは事前の写真を撮っておくのも有効です。
(3)荷物を受け取ってもらえない
引越し会社では、ある種類の荷物については預かりを拒否することができるようになっています。
たとえばピアノや美術品、骨董品などです。
対応は業者によっても異なります。
このような荷物がお手持ちのものにあるかどうかを確認した上で、まずは問い合わせてみましょう。
(4)手付金の要求
見積もりを終えた後に「手付金」を要求されるというケースもあるようです。
しかし、引越し業者がこのような手付金を受け取ることはできないと引越標準約款で定められています。
もしこのような要求をされた場合、その業者とは契約しない方がよいでしょう。
(5)段ボールの返送料
引越しをキャンセルした際に、段ボールの返送料を求められることがあります。
すでに使用したものであれば、こちらの都合ですし仕方がないものだとは思います。
しかし、悪質な業者ですと高い金額を請求されるケースもあるようなのです。
キャンセルをしないのが1番ではありますが、万が一を考えて、キャンセル時に支払うお金の有無を事前に確認した方が無難です。
いかがでしたでしょうか。
さまざまなトラブルがありますが、あらかじめどのようなケースがあり、
どう対策すれば良いかを知っておくと余裕を持って対処できるようになります。
しかし、必ずしもこのようなトラブルがあるわけではないので安心してください。
私自身、これまでに3度引越しを経験していますが、1度もトラブルになったことはありません。
なお、もっとさまざまなケースについて知りたいという方は、
国民生活センターのホームページにもたくさんの情報がありますので、参考にしてみてくださいね。
国民生活センター
http://www.kokusen.go.jp/soudan_topics/data/hikkoshi.html
事前に情報を得ておくことが、トラブルを防ぐ最大のポイントですよ!